プリンが食べたくなったとき、無添加の美味しいプリンはそこそこ高価だし普段のおやつとしては手が出しづらい、だからと言って安いプリンは身体に良くない添加物が使われている可能性も否めない、私はいつもこのような感情に板ばさみになっています。
そんな、私のような人におすすめなのが自分で作る白砂糖不使用の黒糖プリン。
材料はたったの3つ、面倒な工程もなく誰でも簡単に作れるので、健康面が気になる人にも節約中の人にもおすすめです。
プリンの原材料を見てみると意外とシンプルで、主に卵と牛乳と砂糖からできています。この砂糖の部分を身体に良いとされている「黒糖」に置き換えることによって、より罪悪感が減り、おいしくいただくことができます笑。
そもそも黒糖とは
では、黒糖が白砂糖よりもカラダにいいと言われている所以は何なのでしょう。
黒糖は、サトウキビの絞り汁をそのまま煮詰めて作られる未精製の砂糖で、黒褐色の色、コクのある深い甘み、特有の風味が特徴です。白砂糖のように脱色や結晶化の工程を経ていないため、サトウキビの成分であるミネラル(カルシウム、カリウム、鉄、マグネシウム)や、ビタミン(ビタミンB群)がそのまま残っています。これらの栄養素が豊富に含まれていることから「カラダにいい」と言われていて、骨密度の維持や血圧の調整、疲労回復、貧血予防、老化防止など様々な健康効果が期待できます。
ちなみに白砂糖は、精製される過程で栄養価がほとんどなくなり、そのうえ高カロリーで吸収も速いので、血糖値が急激に上昇します。血糖値の急激な上昇は、疲労感や集中力の低下、空腹感や肥満リスクの増加、さらには、心臓病や脳卒中、糖尿病など病気のリスクもあるなど、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
黒糖は白砂糖に比べて多くの栄養素を含み、血糖値の上昇も緩やかになることから、どうせ口にするなら白砂糖ではなく黒糖を選んだ方が良いという結論になります。ただし、黒糖も糖分であることには変わりないので過剰摂取には注意が必要です。
黒糖なめらかプリンの作り方
材料(4個分)
- 黒糖粉末 大さじ6
- 牛乳 300cc
- 卵 3個
用意するもの
- 水
- 鍋
- 大きめの計量カップ
- 菜箸
- 漉し器
- 耐熱プリン容器
- アルミホイル
- ラップ
▽ご参考:耐熱プリン耐熱容器(左)、大きめの計量カップ(右)

大きめの計量カップはなくても良い(大きめのボウルで代用可能)ですが、あると非常に便利です!牛乳も計れるし、卵も溶けるし、取ってが付いているので漉し器を通してプリン容器に流し入れる時なんかもやりやすいので、個人的にはストレスなく作るための必須アイテムです。100均等で手に入りますので是非♪
作り方
- 鍋に水(プリン容器がちょうど浸るくらいの量)を入れて沸騰させる。
- 大きめの計量カップで卵を溶き、さらに牛乳と黒糖を加えて混ぜる。
- 黒糖がしっかり溶けたら漉し器を通しながら耐熱プリン容器に入れる。
- プリン容器はそれぞれアルミホイルで蓋をする。
- 1に4を入れて超弱火で10分、火を止めて更に15分蒸す。
- 5から取り出し、アルミホイルの蓋を取って粗熱を取る。
- それぞれラップで蓋をして冷蔵庫に入れ、冷えたら出来上がり。

さいごに
以上、私が思う節約法、黒糖プリンの作り方、を紹介させていただきました。
材料はたったの3つで余計なものも入っておらず、さらに黒糖にはたくさんの栄養素がふくまれているので、健康志向の方でも安心して口にできると思います。
材料費を計算してみると、1個あたり100円以下で作れてしまうのも嬉しいポイントです。
健康&節約に役立つであろう「黒糖」、まだご自宅にないという方はこの機会に是非購入してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました〜!