30歳を超えたあたりから身体の不調が目立ち始め、健康についてより意識するようになったのがつい最近のこと。健康な身体を維持していくためには毎日口にしている食事の品質が重要だと何かの本で見ました。
毎日の食事で必ず口にするものといえば、やはり「白いごはん」ですよね。私は夫と二人暮らしですが、麺よりもパンよりも米派の我々は、1ヶ月で約10〜15kgのお米を消費します。
しかし、よく耳にするのは「白米より玄米の方がカラダにいい」という情報。カラダにいいというのは何となく理解しているつもりではありますが、実際のところどんな効果があってどんなメリットがあるのか、私のようにあまり詳しいことはわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回、私自身が玄米デビューを果たすにあたりいろいろと情報を集めたので簡単にまとめたいと思います。
そもそも玄米とは。
玄米とは、精米されていない状態のお米のこと。米の外皮が取り除かれていない分、白米に比べて栄養価が高く、食物繊維、ビタミン、ミネラル、そして抗酸化物質が豊富に含まれています。特に、ビタミンB群、鉄分、マグネシウム、亜鉛などが豊富です。食物繊維が多く含まれていることで血糖値の急激な上昇を抑える効果はありますが、消化には時間がかかります。
消化力が低下している人や胃腸が弱い人は、よく噛んで食べることや、白米と玄米をブレンドするなどして徐々に玄米の量を増やしていくことなど、工夫が必要です。
実際どうなのか
ここ一週間、私自身が玄米生活を体験してみて気になったのは以下の2点です。
1.おいしく炊くのが難しい
水の量や浸す時間が白米とは異なるので自分好みに炊けるまで、はじめ少しだけ研究が必要です。私も1回目は水に浸す時間が長すぎたのか、かなりねっちょりとした炊きあがりになり、見事失敗に終わりました。試行錯誤しながら3回目にしてようやくまともなお米が炊けるようになりました。
お気に入りの炊き方としては、玄米2合に対してお釜についてる白米用のメモリ2.5合のところまで冷水を入れて、そのまま普通に(白米モードで)炊飯するという方法。柔らかすぎず、少し歯ごたえのある炊き上がりとなり、個人的にはこのプチプチとした食感がかなり気に入っています。
2.好き嫌いが分かれる
玄米は味が苦手という方も多いように思います。現に我が家でも夫が玄米の食感や味が苦手ということで食べられませんでした。
そうなると、夫が食べる白米と私が食べる玄米とでそれぞれ炊かなければならないのでけっこうめんどくさい事態になっています。とりあえず我が家では、白米は食べる分ずつ炊いて、玄米の方をある程度まとめて炊いて保存しながら消費していくかたちにしました。
1食分ずつラップに包んで冷凍保存しようかとも考えましたが、毎日食べるものだし解凍するのも手間だなと思い、結局こんなかんじで耐熱ガラス製の保存容器で雑に保存しています。笑
炊きあがった玄米は3日程度なら冷蔵保存可能なようなので、この状態で冷蔵保存しながら3日くらいかけて消費していきます。始めは、あらかじめ何等分かにしておくことで食べ過ぎ防止にも役立ちます。
さいごに
以上、健康のために玄米食をはじめましたよ〜というお話でした。
玄米はおいしく炊くのが難しい点や家族みんなが玄米を好んで食べれるとは限らないという点で、私の生活に取り入れるのは難しいかなと頭を悩ませる場面もありましたが、便利グッズや試行錯誤の甲斐あってもうしばらくはこの玄米生活をけられそうです。
皆さんも健康にはくれぐれもお気をつけて、元気に長生きしましょうね〜!
最後までお読みいただきありがとうございました。